
【2025年2月】診療実績について
2025年2月に、当院へご来院いただいた方のデータをまとめました。
どんな症状で受診された方が多かったのか、年齢や性別の傾向は?など、気になる情報をわかりやすく掲載しています。
「最近、流行ってる風邪は?」「どの世代の人が多く来てる?」といった、ちょっとした健康のヒントにもなるかもしれません。
毎月更新しているので、ご自身やご家族の体調管理にぜひお役立てください。
傷病件数TOP3
- 1位
- 急性気管支炎
- 急性気管支炎と診断された中には新型コロナウイルス感染症(COVID-19)、インフルエンザウイルス感染症が多く含まれています。
- 急性気管支炎
- 2位
- アレルギー性鼻炎(主にスギによる花粉症)
- 3位
- 高血圧症
2月は一年の中でも特に寒さが厳しく、空気も乾燥する時期です。こうした気候条件から「急性気管支炎」の患者さんが非常に多く見られました。咳が長引く、痰がからむ、胸が苦しいといった症状が続く場合は、単なる風邪と自己判断せず、早めの受診をおすすめします。
また、春の花粉シーズンが近づいてきており「アレルギー性鼻炎」の症状を訴える方も増加しています。例年より早くスギ花粉が飛び始めた影響もあり、くしゃみ・鼻水・鼻づまりなどがつらいという声が多くありました。早めの対策でシーズンを快適に乗り切りましょう。
「高血圧症」は冬場に血圧が上がりやすくなるため、この時期は特に注意が必要です。寒暖差による血圧の変動を防ぐためにも、暖かい服装や室温管理、こまめな血圧測定を心がけてください。
年齢割合

最も多かったのは30〜44歳の方で、全体の38%を占めていました。次いで、15〜29歳が25%、45〜64歳が24%、65歳以上が13%という結果でした。
30〜40代の方は、働き盛りでありながらも体調に不安を感じて受診される方が多い世代です。特に冬は、風邪や胃腸炎、花粉症などの症状が出やすく、受診が集中する傾向があります。
15〜29歳の若い世代では、アレルギー性鼻炎や咽頭炎、感染症への不安から受診されるケースが目立ちました。進学や就職などライフスタイルが変化する中で、無理をせず健康管理を意識されている方が増えている印象です。
45歳以上では、生活習慣病や持病の管理目的での定期通院も多く見られました。特に寒暖差のあるこの季節は、血圧や体調の変動にも注意が必要です。
65歳以上のご来院は13%と少なめでしたが、重症化しやすい世代でもあるため、少しの体調の変化でも受診をおすすめします。
性別割合

2025年2月にご来院いただいた患者さまの性別は、女性が51%、男性が49%と、ほぼ同等の割合となりました。
性別による大きな差は見られず、男女ともに幅広い年代の方にご来院いただきました。この時期は寒さや乾燥、季節の変わり目により体調を崩しやすく、風邪や気管支炎、花粉症などの症状での受診が多く見られました。
当院では、安心してご相談いただける診療体制を整えております。ちょっとした不調や気になる症状がある際は、どうぞお気軽にお越しください。
- 13歳未満(小学生、小児)の診療は、当院では承っておりません。
- 中学生の方は、保護者同伴で受診してください。
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