
【2025年8月】診療実績について
2025年8月に、当院へご来院いただいた方のデータをまとめました。
どんな症状で受診された方が多かったのか、年齢や性別の傾向は?など、気になる情報をわかりやすく掲載しています。
「最近、流行ってる風邪は?」「どの世代の人が多く来てる?」といった、ちょっとした健康のヒントにもなるかもしれません。
毎月更新しているので、ご自身やご家族の体調管理にぜひお役立てください。
傷病件数TOP3
- 1位
- 急性気管支炎・(COVID-19[新型コロナウイルス感染症]含む)
- 急性気管支炎と診断された中には、ヒトライノウイルス/エンテロウイルス、パラインフルエンザウイルスなど多彩なウイルス疾患が含まれています。6月下旬より全国的にCOVID-19の報告が増えており要注意です。
- 当クリニックで新型コロナウイルス抗原、インフルエンザウイルスA・B抗原、溶連菌の迅速検査(待ち時間10~15分ほど)に対応しています。また、同時多項目PCR検査機器(BioFire® SpotFire®システム https://www.biomerieux-jp.net/biofire-spotfire/ )を導入しており検体採取後待ち時間20~30分ほどで百日咳菌、マイコプラズマ、新型コロナウイルス、インフルエンザウイルスなどおよそ15種類の病原体を同時に検出することができます。
- 急性気管支炎・(COVID-19[新型コロナウイルス感染症]含む)
- 2位
- 高LDLコレステロール血症
- 3位
- 高血圧症
8月は、呼吸器感染(急性気管支炎・COVID-19)が全体を牽引し、生活習慣病(高血圧)は一時的に後退する構図でした。当院では、発熱・咳などの急性症状の受け入れと慢性疾患の継続管理を並行して行っています。体調に不安がある際は、症状の経過(発症日・熱型・家庭血圧の記録等)をお持ちいただくと、診療がスムーズです。
年齢割合

2025年8月は、30~64歳の働き盛り世代が全体の約7割(30~44歳40%+45~64歳27%)を占め、若年層(15~29歳21%)と高齢層(65歳以上12%)がこれに続く、大きな偏りの少ない分布でした。
夏季は屋外の猛暑と室内の冷房による温度差・乾燥、睡眠リズムの乱れや水分不足が重なり、咳・のど症状などの呼吸器トラブルや、血圧・脂質の数値変動が起こりやすい時期です。
咳が1週間以上続く、発熱やだるさが改善しない、家庭血圧が高めで推移するといった際は、早めの受診をご検討ください。
当院では、急性症状の評価から生活習慣病の管理までワンストップで対応いたします。体調に不安を感じたときは、どうぞ遠慮なくご相談ください。
性別割合

女性は体調変化の早期受診が多く、咽頭炎・咳などの上気道症状や検診後の数値相談が増える傾向です。男性も高温多湿下で血圧変動・倦怠感が起こりやすく、自己判断の内服調整は控えてご相談ください。
当院は性別・年代を問わず受診しやすい環境づくりに努めています。気になる症状があれば遠慮なくお声がけください。
- 13歳未満(小学生、小児)の診療は、当院では承っておりません。
- 中学生の方は、保護者同伴で受診してください。
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