
【2025年9月】診療実績について
2025年9月に、当院へご来院いただいた方のデータをまとめました。
どんな症状で受診された方が多かったのか、年齢や性別の傾向は?など、気になる情報をわかりやすく掲載しています。
「最近、流行ってる風邪は?」「どの世代の人が多く来てる?」といった、ちょっとした健康のヒントにもなるかもしれません。
毎月更新しているので、ご自身やご家族の体調管理にぜひお役立てください。
傷病件数TOP3
- 1位
- 急性気管支炎・(COVID-19[新型コロナウイルス感染症]含む)
- 急性気管支炎と診断された中には、ヒトライノウイルス/エンテロウイルス、パラインフルエンザウイルスなど多彩なウイルス疾患が含まれています。9月は朝晩の涼しさと日中の暑さが交錯し、温度差と乾燥で気道が刺激されやすい時期です。
- 当クリニックで新型コロナウイルス抗原、インフルエンザウイルスA・B抗原、溶連菌の迅速検査(待ち時間10~15分ほど)に対応しています。また、同時多項目PCR検査機器(BioFire® SpotFire®システム https://www.biomerieux-jp.net/biofire-spotfire/ )を導入しており検体採取後待ち時間20~30分ほどで百日咳菌、マイコプラズマ、新型コロナウイルス、インフルエンザウイルスなどおよそ15種類の病原体を同時に検出することができます。
- 急性気管支炎・(COVID-19[新型コロナウイルス感染症]含む)
- 2位
- 高血圧症
- 季節の変わり目は気温・気圧の変動で血圧が乱れやすく、脱水や睡眠不足も影響します。朝晩の家庭血圧の記録を継続し、頭痛・めまい・動悸など自覚症状がある、あるいは高めの値が続く場合はご相談ください。
- 高血圧症
- 3位
- アレルギー性鼻炎
- 9月はブタクサ・ヨモギなど秋の花粉や、室内のダニ・ハウスダストの影響で、鼻水・くしゃみ・鼻づまりのご相談が続きました。症状が長引くと睡眠や日中の集中力にも影響します。
- アレルギー性鼻炎
8月に比べて総受診は落ち着きましたが、咳を中心とした呼吸器症状は相対的に目立ちました。秋口は朝晩の冷え込み・乾燥で症状が長引きやすいため、違和感が続く場合は無理をせず早めにご相談ください。
年齢割合

2025年9月は、30〜44歳が36%、45〜64歳が32%で働き盛り世代が全体の約7割を占め、15〜29歳17%、65歳以上15%と若年層・高齢層もバランスよく受診が続きました。
秋口は朝晩の冷え込みと日中の暑さによる体温調整の負担や、乾燥・花粉(ブタクサ・ヨモギ等)の影響で呼吸器症状が長引きやすい時期です。働き盛り世代では咳・のど不調と生活習慣病の数値変動が、高齢層では脱水や持病の増悪が目立ちます。
咳が1週間以上続く、発熱やだるさが改善しない、家庭血圧が高めで推移するといった際は、早めの受診をご検討ください。
当院では、急性症状の評価から生活習慣病の管理までワンストップで対応いたします。体調に不安を感じたときは、どうぞ遠慮なくご相談ください。
性別割合

2025年9月のご来院は、女性52%/男性48%とほぼ同率でした。性別による大きな偏りはなく、幅広い患者さまにご利用いただいています。女性では咳・のど症状や検診値の相談などの早期受診がやや多く、男性でも高血圧・脂質異常など生活習慣病のフォローが継続しています。どなたでも受診しやすい体制を整えておりますので、体調の違和感が続く際は早めにご相談ください。
- 13歳未満(小学生、小児)の診療は、当院では承っておりません。
- 中学生の方は、保護者同伴で受診してください。
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